深遠なるものフェチの世界

世の中には、実に奇特なフェティシズムを持った人もいるものです。人体への執着はもはやなく、ものにしか愛情を感じられない男女もいます。凡人には理解不能な世界かもしれません。しかし、彼らには彼らなりの考え・価値観があるのでしょう。

ぬいぐるみから遊具まで!?

「ものフェチ」たちが偏愛を注ぐ対象は、それぞれに異なります。もっとも多いのは、やはりぬいぐるみです。子どもの頃に手に入れたぬいぐるみを、修繕を重ねながら大切に使い続けている人もいます。愛着が湧いてしまう理由は、まだわからなくもありません。

しかし、より理解不能な「ものフェチ」もあります。たとえば、世の中のあらゆる事物の中で、公園の遊具にしか愛情を感じられない人もいるそうです。登り棒を登るときに性器が擦れて「気持ちいいな」と思った経験は、男性なら覚えがあるはず。あるいは、スプリング式遊具で遊んでいて、やはり「気持ちいい」と思った女性もいるでしょう。幼児の頃の性的な記憶が、こうした「ものフェチ」の背景になっているのかもしれません。

もっとも、アメリカでは、テーマパークのアトラクションと結婚しようとした女性もいるとか…。こうなってくると、本人ですらその偏愛のワケを理解できないでしょう。

愛情に富んだ人なのか?

あるいは「ものフェチ」たちは、愛情が豊かな人なのかもしれません。一寸の虫にも五分の魂、ではありませんが、すべての「もの」を人間と同じ命と見なしている…のかも。あまり人に迷惑をかけないタイプの変態趣味ではあるので、カミングアウトされても笑って済ませてもらえそうですが…。それでも少し、寒々しく思われるかもしれませんね。

好きに満たせるフェチではある

「ものフェチ」は高度で複雑なフェチではありますが、人体が対象ではないので、ある程度までなら簡単に満たすことができます。ぬいぐるみが好きならば、自宅でぎゅっと抱けばいいだけ。遊具が好きならば、毎日公園に通えばいいだけの話です。もしあなたが「もの」に偏愛を注ぐことができれば、ある意味で性生活は華やぐかもしれません。

こうした理解不能なフェチは、あえて理解しようとしない方がいいのかもしれません。もし「ものフェチ」の人に出会っても、笑って話を聞いておくのが正しい態度でしょう。


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