男の臭い匂いが好きな女性は意外と多い!?

匂いフェチ、香りフェチという人がいます。何らかの匂いに強いこだわりを持ち、多くの場合、性的な興奮を伴います。フランスの皇帝ナポレオンは、妻の匂いに異常に興奮したそうです。就寝中のナポレオンの鼻先にチーズを近づけたところ、「ジョセフィーヌ、今晩はもうセックスは無理だよ」と寝言を言ったという噂もありますが、妻であるジョセフィーヌのヴァギナの匂いがとても好きで、それがチーズのような強い臭気であったために、そんな寝言が出てしまったのでしょう。遠征先から妻に宛てた手紙に、「これから帰るから風呂には入らないでくれ」と書いたこともあります。シャワーを浴びてしまったら、せっかくの臭みが抜けてしまいます。それでは、妻を抱く楽しみが半減すると考えていたようです。

遠征先から帰るには何日もかかりますので、妻は数日間風呂に入らず体を洗わずに過ごしたのです。女性の匂いに敏感な男性は少なくありませんが、ナポレオンのように「好きだ」という人は意外と少ないようです。むしろ、パートナーの匂い好きは女性に多く、汗やペニスの臭気、スペルマの匂いに強く惹かれる人も少なくありません。男の匂いが好きな女性の多くが、ワインやチーズ、納豆などの強い匂いを発するものを好むことが多いようですので、香りの元となるものに共通項があるのかもしれません。一般的には「フェロモン」が異性を引き付けると言われていますが、その実態は十分解明されておらず、実際のところ、何が性欲をかきたてるのかは分かっていないようです。分かっているのは、匂いフェチの女性はセックスが好きそうだ、ということです。

フェロモンは本当にあるのか?

フェロモンは目に見えるものではありませんので、「ほら、ここに」と指差すことはできませんが、動物の行動を観察することによって、その存在は証明されています。既に古代ギリシアの時代に、遠く離れた犬同士が互いに惹かれ合い交尾をすることが知られていました。鳴き声による交信ではなく、別の方法だということで実験が行われています。メス犬が発する何かが数キロも離れたオスに届くことから「匂い」が疑われ、一旦メスの体に擦り付けた布を、オス犬に近づけると異常に興奮して布を追いかけ回したのです。この実験によって、犬同士は匂いで性的に惹かれ合うことが分かりました。

こうした現象は他の動物にも当てはまり、人間にもあるとされています。それが、「フェロモン」と呼ばれるものなのですが、実は現代においても、まだその成分は十分には解明されていません。「この分子だ」と決定付けられていないのです。ただ、なんの解明もされていないのかというとそうではなくで、1950年代にドイツで行われた「蚕蛾」(かいこが)の実験によって、性ホルモンの1つがフェロモンの一種であることが確認されています。動物の発する匂いはごく微量のため、人間には嗅ぎ分けられません。大量に抽出する必要があるため、この実験のために使われた蚕蛾は50万匹だったそうです。

汗の匂いに惹かれる女たち

女性は自分の匂いに敏感で、脇の下に制汗剤をつけて防止している人も少なくありませんが、一方で、男性の脇の下の匂いには好意的で、「嗅ぐと興奮する」という人が多いようです。脱いだジャケットに染み付いた匂いが好きだという人もおおぜいます。タバコは嫌いでも、タバコと混ざった彼氏の匂いを嗅ぐとエロチックになる、という人もいます。

そういう女性たちの多くはセックスに積極的で、パートナーを愛撫することに快感を覚えるようです。匂いのする場所を味わうことで性的に興奮するからでしょう。

匂いフェチの女性にとっては男の臭さがたまらない魅力のようです。納豆やくさやの匂いが好きなのと、どこか共通点があるのかもしれません。


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