ロリコンも立派なフェチ!?

ロリータコンプレックス、略してロリコンという性癖があります。普通の男性は、陰毛が生えそろい胸も大きくなった大人の女性にしか性的関心を抱かないものなのに、少女に性欲をかきたてられる人のことを指します。これも立派な「フェチ」のひとつでしょう。陰毛がなくつるつるで一本の線が入っているだけのヴァギナに惹かれ、ペチャンコの胸を舐めまわしたいと望みます。

必ずしもペニスを挿入してフィニッシュしようとするのではなく、単に眺めたり触れたりするだけでも満足します。初潮を迎える前の少女を対象とするのが基本ですが、高校生くらいまでをロリコンの範疇に含める場合もあります。また、子供っぽい顔をした成人女性を好むとか、陰毛を剃り落としたヴァギナにしか興味を持てないとか、ペチャパイしか好まないとかも一種のロリコンでしょう。どちらかというと、蔑まれ感のあるフェチですが、実は結構奥の深いものなのです。

「ロリータ」は12才の少女のことだった!?

ロリータコンプレックスをそのまま英単語で記せば、「Lolita complex」となりますが、これは日本で作られた言葉であり、一般的には英語では「paedophilia」(ペドフィリア:児童性愛)と呼ばれます。一方で、「Lolita」は、性的に早熟な少女のことを指しています。「ロリータ」は少女の愛称ですが、これがエロチックな意味を持つようになったのは、1950年代にアメリカの作家ウラジーミル・ナボコフが著した小説「ロリータ」が起源です。

物語の主人公ハンバート・ハンバートは大人の女性にも興味を持ちつつも、少女にも勃起してしまうという少女性愛者。子ども時代に初恋の女性が亡くなったという経験から彼女に似た少女に惹かれるようになっていました。思い出の少女に似た12才のドローレス・ヘイズに一目惚れしたハンバートは、未亡人であった彼女の母親に言い寄りモノにしてしまいます。そして、義理の娘となったドローレスに「ロリータ」と愛称を付け、いつか我が物にしようと企んだのでした。つまり、「親子どんぶり」を狙ったのです。

しかし、ロリータは他の男に抱かれその男の子どもを作ってしまいました。ハンバートが狙っていたロリータのバージンは、他の男によって奪われてしまったのです。彼は怒りに任せて男を殺してしまい、刑務所の中で自らの過去を振り返るという話です。異常な心の持ち主の殺人事件を描いた作品です。

ロリータ趣味の男性は日本にも昔からいた!?

ロリータコンプレックスというと最近になって誕生した性癖のように思われがちですが、昔からあります。わが国では初潮を迎えた少女は古くから性の対象で、10才を過ぎれば結婚してセックスもしていました。未婚男性が村の女性の元を訪ねてセックスの相手をさせる「夜這い」の制度においても、「陰毛が生えたら」「初潮を迎えたら」といった基準で、男性を迎えることになっていました。

谷崎潤一郎の小説「痴人の愛」では、大人の男性が少女を「大人の女」に育てる過程を描いたものですが、谷崎は私生活でも、妻の幼い妹を自分の家に住まわせてセックスを教え込んでいたそうです。

ロリコンは珍しいものではありません。昔から少女のヴァギナに挿入したがる男性は少なからずいましたし、高名な人の中にもいたのです。


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