手袋フェチって、なんで?

フェチにも色んなものがあり、それぞれに奇妙な面を持っていますが、中でも「手袋」に執着するのは特に奇妙な性癖でしょう。手袋した女性の手姿そのものに興奮する男性や、手でペニスを握ってもらったりこすってもらったりして楽しむ男性もいれば、男性のモノをこすって射精させてあげることに喜びを感じる女性もいます。使う手袋の種類はシチュエーションにより異なります。どんなものを使う場合でも「手こき」は不可欠で、手でいかされる、手でいかせるという行為が悦びの中心です。

≪医療系の妄想で楽しむ!?≫

女医・看護婦系の場合には、医療用の使い捨てゴム手袋がアイテムです。手にしっかりと密着したもので、やや事務的に触ります。診察行為の一部であるかのような扱いになるわけです。男性は、女医や看護師に犯されているというイメージを描き、たかまって発射します。自身のモノをシコシコとされながら、相手の陰部に手を伸ばして触れたり、指を挿入したりして楽しみます。

女の方も、男性をいたぶるサディスティックな快感に酔いしれ、いつしか患者に犯されるという設定に、興奮が頂点に達するでしょう。手こきをしながらシックスナインの形になって口で含んでみたり、自身のヴァギナを相手の口に擦りつけたりして楽しみます。

女医や看護師は、男性の裸を見慣れていますし体のすみずみまで触ったこともあります。男根の尿道口に管を差し込んだり、アナルに指を挿入したり浣腸したりしたこともあります。男の体を知り尽くしているわけで、その「手」はどんな風にピストン運動すれば気持ちがいいのか、どうすれば「いきそう」な状態のまま射精させずに長持ちさせられるか、といったことを知っています。 男性をいたぶるサディスティックな快感に、性的興奮をさらに高めていくのです。

≪貞節な淑女に犯される!?≫

フェチ男たちには、皮やレースの手袋も人気です。アッパークラスの高貴な女性、タカピーな女性のイメージとつながるからでしょう。年上のセックス経験豊富な女性に未熟なペニスをしっかりと握りしめられ、ゆっくりといたぶられる姿を想像し、多くの男たちがオナニーを繰り返します。自らの手に皮手袋をつけ、高貴な女性の手に包まれる感触を味わいながら、ピストン運動するのです。基本的には手袋フェチの男性は、マゾ的な性質を持っているのでしょう。「女性にされる」「女性にいたぶられる」といった行為によって性的満足を得られる傾向にあります。

一方で、手袋フェチの女性はマゾ。男性を辱めることが好きで、SMの女王的な面を持ち合わせています。普段外出する際にも革製のものを愛用する人が多いようです。ただ、実際には必ずしもアッパークラスではなく、むしろ中流以下の主婦層が多く、普段の自分とは別の人格を演出したいという願望から、「手袋」志向が生まれています。その意味では、妄想力の強い女性が多いといえるでしょう。

男も女も、手袋フェチには、シチュエーションを描きその通りになる姿をイメージしやすい人が多いようです。女医などの学識がある女性や富裕層など手の届かない女性にいたぶられることが好きな男性と、アッパークラスに憧れを抱く並みクラスの女性が手袋フェチになりがちです。